2024年京都市長選挙によせて

 私は京都市出身です。住民無視の観光至上主義。外部資本の過度な導入による「京都らしさ」の破壊。子育ての不安等々・・・。更には、閑静な洛北に全く不釣り合いな植物園周辺のレジャーパーク化や京都そのものを全壊させるような迫り来る北陸新幹線の京都延伸計画。(今、おとなりの西江州高島から故郷の近年の「惨状」を見るにつけ大変危機感を抱いてきました。)

 京都市内から滋賀県下へ移住して来られる若いご夫婦を次々とお見受けいたします。「そりゃそうだろ。」と感じざるをえません。もう抜本的に思いきった大きな改革、変革しかないと思います。今は、その時です。京都にとって。政治姿勢・政策・人間性、あらゆる面で本当に京都市民の為になるのは、福山和人氏以外にないと素直に感じます。福山氏を推薦いたします。

「共産市長が誕生したら市役所に赤い旗があがる。」もう、そんな呑気な「情緒的な」戯言を言っていられる場合ではないと思います。今の京都は。本当に実質的に京都市民の暮らしが良くなるのなら、赤い旗であろうが紫色の旗であろうが茶色の旗であろうが、そんなことはどうでも良いことではありませんか?要は「何を為すか」ではありませんか?

 近頃、亡くなられた八代亜紀さんが熱心な共産党ファンであったことは有名ですが、彼女の演歌は最高だから「リベラル」「左翼」などとは無縁なようなトラック野郎たちの多くが、八代ファンだったのです!要は「仕事の中身」です。

 他の3候補は、3人とも全くの「従来路線」か、または「似たり寄ったり」だと思います。(中でも特に松井氏が、ネトウヨ系雑誌の「HANADA」に堂々と寄稿されているのには本当に驚きました。そういう方だったのですね!)

 私自身は、共産党を支持政党としている訳ではありません。でも「共産党が推しているので」という理由だけで福山氏を外すのは、絶対に失策だと思います。いわゆる「共産ぎらい」の皆様も、もう、こうなったら一度少々不安でも賭けてみるしかないですよ。今の状況では。今の京都なら。(万一ダメなら4年後に変わってもらうという手もありますし・・・)

 私の故郷に2024年新しいすがすがしい風が吹くことを期待しています。福山さんを推薦いたします。

                 midori-ya